こんにちは。劇団四季が大好きなASAKO★です。
今回は、劇団四季の子役についてのご紹介です。
劇団四季の作品は、平日のお昼や夜も含め、1作品でだいたい月に30回程公演があります。
子役の方はもちろん学校もありますし、1つの役につき何人選ばれています。
劇団四季の子役出身の芸能人、学校事情、ギャラについてみていきます。
2024年の劇団四季の上演スケジュールについては、こちら。
劇団四季で子役が出演しているその他の作品が気になる方は、こちらもご覧ください。
劇団四季:子役は学校どうしてる?/子役出身の芸能人一覧
劇団四季の子役を卒業したあと、芸能界で活躍している方をご紹介します。
- 川島如恵留(かわしまのえる)ーTravis Japanのメンバー。ジャニーズ事務所に所属。
2005年~2007年まで『ライオンキング』ヤングシンバ役として出演
- 佐野晶哉ーAえ!groupのメンバー。ジャニーズ事務所に所属。
『サウンドオブミュージック』(クルト役)、『ライオンキング』(ヤングシンバ役)として出演
- ウエンツ瑛士ー俳優
1995年~1996年『美女と野獣』(チップ役)として出演
- 海宝直人(かいほうなおと)ー俳優
1996年~1998年『美女と野獣』(チップ役)として出演
- 宮脇咲良(みやわきさくら)ー元HKT48のメンバー
2008年『ライオンキング』ヤングナラ役で
- 林愛夏(はやしまなつ)ー元ベイビーレイズJAPAN
2005年~2007年『ライオンキング』ヤングナラ役
※林愛夏さんは2022年に劇団四季に入団
『美女と野獣』チップ役の海宝さんとウエンツさんは、同じ時期に出演していました。
また、海宝さんにおいては、2016年に『ライオンキング』で主演のシンバ役もしています。
子供・大人の両方のシンバを演じるのは、海宝さん、そして新たにシンバ役としてデビューした笠松哲朗さんの2人です。
子供のときにヤングシンバ、大きくなってからシンバと、シンバの成長と共に自分自身も成長しているので、とても感慨深いですよね!
正直、ウエンツさんが劇団四季で子役をされていたというのは驚きです。
朝の情報番組のイメージなどが強くて、どちらかというとお茶らけているイメージがありました。
ですが、2020年から1年半、イギリス・ロンドンに演技を学ぶために行っていました。
海宝さんのように、大きくなったシンバ役のウエンツさんを1回だけでいいから見てみたいです。
このように、子役出身の方は、大人になってからも舞台や芸能界で活躍している人が多いです。
劇団四季で培った演技力や歌唱力はきっとその後も、活かされることが多そうです。
現在(2023年12月)の『ライオンキング』ヤングシンバの子役のご紹介は、こちらをご覧ください。
劇団四季子役になるには?オーディションの内容とは?倍率は厳しい?
劇団四季の子役として出演するためには、オーディションを受ける必要があります。
倍率は、作品や年によって違いますが、だいたい30倍~高いものは50倍です。
劇団四季の子役は、劇団四季にずっと所属しているわけではありません。
作品の演目、場所によってその都度オーディションが行われます。
例えば、2023年4月に『アナと雪の女王』オーディションが行われました。
この時の応募資格はこちらです。
- 性別
- 女子(「エルサ」「アナ」の子ども時代を演じます)
- 年齢・身長(目安)
- 「ヤング エルサ」10~12歳 身長:130~140㎝
- 「ヤング アナ」7~9歳 身長:115~125㎝
- 2023年5月以降、四季芸術センター(横浜市青葉区)、JR東日本四季劇場[春](東京都港区)に稽古のに通うことが可能な方。
といったように、オーディション合格後はお稽古もあるので、定期的に劇場に通える必要があるんですね。
また、子供なので学校もあると思いますので、学校と劇場どちらともに通うことが可能であるということが前提です。
お稽古はだいたい、オーディションに合格してから半年ほどあります。
また、年齢や身長も細かく決まっています。
劇団四季に所していない理由は、このあたりが大きいです。
子役は当然子供時代を演じるので、あまりに身長が高かったり、年齢相応に見えなかったら、物語に集中できないということもあります。
また、男の子は声変わりという成長の変化もあります。
あまりに声が低いと、役のイメージから離れてしまいます。
そのため、年齢や身長がこの応募資格の範囲から超えてしまったら、卒業ということになるようです。
劇団四季:子役は学校どうしてる?
劇団四季のオーディションに合格したら、そこから半年間お稽古が始まります。
お稽古は週3回ほどあります。また、お稽古以外にも自主練習が必要です。
オーディションに合格したからといって、必ず舞台に立てると約束されないのが劇団四季。
発生方法や歌、ダンス、演技など、子役として出演するために必要なスキルを身に付けます。
なので、オーディション合格後は、まず半年は学校が終わったら稽古場に通うといった毎日になるでしょう。
この時点で、学校を休んだり早退するといったことはほとんどありません。
公演が始まったらどうなるの?
気になるのは、作品に出演しだしてからのことですよね。
劇団四季の公演は、ほぼ毎日のようにあります。
平日のお昼の部だと13時から、夜の部は18時からのものが多いです。
出演の日は、本番の3時間前から準備が必要なため、13時からの日は学校を欠席し、18時からの場合は早退する必要があります。
子役のキャストは1役につき4~5名ほどいますので、平日に連続で出演して学校を休んだり早退するといったことはありません。
ですが、だいたい1週間に1、2回は欠席か早退のどちらかをするので、学校の先生ともよく相談しておきましょう。
本番前には、発声のウォーミングアップや、メイクなどもあるので、普段の練習に通うのとは違って、時間に余裕が必要ですね!
しかし、過去には岡山に住んでいるの子が大阪公演に決まって、通っていたという事例もあります。
新幹線をうまく使えば、地方在住でも子役になれないことはなさそうです。
この場合、あとは新幹線代が必要なので、お財布とも相談が必要になりますね。
また、子役が本番当日どう過ごしているのか気になる方は、こちらもご覧ください。
劇団四季:子役は学校どうしてる?/お給料はある?ギャラはどのくらい?
子役とは言え、出演するともちろんお給料が出ます。
しかし、正確なお給料は公表されていません。
劇団四季HPのQ&Aを確認したところ、出演料はキャリアや実力によって変わるということです。
ヤングシンバのようにメインとして出演するのと、チップのようなサブキャラクターとして出演するかでまた額も変化します。
劇団四季は給料制で、初任給が17万円からということなので、それに実力やどんな役を演じるかで違います。
人気子役の場合、年収が1000万円を超えるというのも、聞いた話では珍しくないです。
年収1000万円というのもすごいですが、月収17万円も大人並みですよね。
しかし、すでに書いたとおり、劇団四季の舞台に出演するのは、生半可なものではできません。
オーディションに合格してからの稽古で、どこまで劇団四季に必要とされるか?どこまで自分の実力をつけることができるか?が大事です。
舞台に出演するまでの稽古の期間はギャラはありません。
その間の交通費や、お母さんが仕事の時間を減らすなどといったことも考えられます。
出演してからのお給料は、その分の手当といった考え方もあるかもしれませんね。
今回は、劇団四季の作品に出演する子役についてご紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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