劇団四季:美女と野獣チップの仕組みは?生首が怖い?大人から子役に変わった理由は?

こんにには。劇団四季が大好きなASAKO★です。

今回は、『美女と野獣』に登場するチップについてのご紹介です。

チップを演じているのは今は子役の子たちなんですが、2022年10月以前は大人が演じていた時期がありました。

2022年10月のリニューアルで公演時間が短縮されたことをきっかけに、子役が演じるようになりました。

その理由などうしてなんでしょうか?

また、アニメのチップを再現するために、子役が生首状態になっていて怖い!という声もあります。

特に、お盆にチップが乗せられて動くシーンはかなり驚きます。

チップの配役が子役になった理由や、生首の仕組みなどについて、1つずつご説明します。


劇団四季『美女と野獣』チップの仕組み/大人のキャストが演じていたことがあった?

劇団四季『美女と野獣』のチップは、東京での初演では現在と同じように、子役が演じていました。

それが途中から大人キャストが演じるように変更されました。

これは、子役の労働基準法のためです。

舞台に立つ子役の就労は、午後9時以降は禁止されています。

 

2022年10月以前は、公演時間が2時間50分で、今より25分長かったのです。

カーテンコール(公演終了後の舞台挨拶)や諸々を考えると、21時を超える時もあったのではないでしょうか。

なので、チップの配役は子役ではなく大人の小柄なキャストに変わったんですね。

 

ちなみにその時は、身長145㎝くらいの小柄な女優さんが、チップを演じていました。

オーディションの条件は「16歳以上の女性・身長145㎝以下・体重38キロ以下・身体が柔らかい人」だったらしいです。

 

150㎝でもなかなか小柄だと思いますが、それより小さい145㎝の女優さんを16歳以上という年齢で見つけるのは、少し私は難しいような気がします。

でもそれで長年このチップ役が務まってきたということは、小柄な女優さんも多いんでしょうね!


劇団四季『美女と野獣』チップの仕組み:子役に変わった理由はなぜ?

2022年10月から『美女と野獣』がリニューアルされて公演時間が25分短縮され、そこからは再び子役がチップを演じています。

 

海外では子役でも夜10時とかも出演しているようですが、さすがにそれは可哀そうですよね。

子役とは言え、遊んでいるわけではなく、舞台でのお仕事なので、大人でもそんな時間まで仕事だとしんどいですよ。

しかも、次の日が平日であれば朝から学校もあるでしょうし。

 

日本は海外よりも子役の労働についてしっかり取り決めていますので、守られていますよね。

子役の子供をもつ親御さんにとっても、安心できる点です。

2023年12月16日(土)の17:30~公演の『バケモノの子』では、出演キャストが急遽変更になったので、上演時間が1時間遅い18:30~になりました。

この日、上演終了は21時を超えており、カーテンコールには、子役は出ていませんでした。

トラブルがあって開始時間が遅れても、労働時間が21時を過ぎないよう、子役はちゃんと守られていますね!

 

チップ役で舞台に立ちたい!と思っている人もいると思うので、子役の活躍の場を広げてくれた劇団四季もすごいと思います。

チップ役の子役キャストのご紹介は、こちらの記事をご覧ください。



劇団四季『美女と野獣』チップのお盆に生首が怖い!仕組みはどうなってる?

『美女と野獣』の中でチップは、ポット夫人の息子なんですが、ご存じの通りティーカップの姿で登場します。

アニメ版では、とても可愛いティーカップの姿なのですが、これがミュージカルの演出となると「怖い」などと思う人も多いのは事実。

なぜなのか?

アニメ版のチップを今一度見てみてほしいのですが、チップの手足はなくて、首から上の状態ですよね。

それを忠実に再現しようとした結果、子役のチップの首から上だけが見えているという演出になっています。

チップは元々人間で、魔女にかけられた魔法によってあの格好になっています。

なので、作品の終盤で魔法がとけて人間に戻った際に、「やっと人間に戻った~」と思う感覚は、アニメ版よりこのミュージカルの方が私は強いです。


劇団四季『美女と野獣』チップの仕組み:過去FNS歌謡祭でも生首が話題に?!

2022年12月のFNS歌謡祭で、劇団四季の『美女と野獣』が登場しました。

地上波にそのチップの姿が映った時、このことはネット上でもかなり話題になりました。

劇団四季をその時初めて観た人が、「生首じゃん!」と驚く人も多い気持ちもよく分かります。

なぜなら、何度も『美女と野獣』を観ていても、あの姿はやっぱりシュールなんですよね。

早く人間に戻って欲しいという気持ちがとっても大きくなります。

 

さらに、途中にはポット夫人がお盆にチップを乗せて歩くシーンがあります。

お盆に乗ったチップの生首状態は、もっともっと生首で怖いと噂になっています。

これは、お盆にチップの顔の人形の小道具を付けています。

口もちゃんとパクパクと動いて喋っているかのようなので、リアルで怖いんですよね・・・。

このチップの仕組みですが、調べてみましたが詳細は分かりませんでした。

遠隔操作か何かで動いているんですかね?

 

アニメを再現するというのは、キャラクターによっては劇団四季の演出でも、限界がありますよね。

今後、技術が発展して映像などを使ったり、違うチップの演出になることはあるのかなぁ?などと私は考えたりもします。

その時は、前はとっても斬新な演出だったんだよと、懐かしく思うんでしょうね!

それでもやっぱり、子役の可愛らしさは実物の方が可愛らしさも倍増するので、このままの演出でずっと観たいなと私は思います。

劇団四季で子役が出演している他の作品が気になる方は、こちらをご覧ください。



 

まとめ♪劇団四季:美女と野獣チップが大人から子役に変わった理由は?生首が怖いと噂の仕組みはどうなってる?

今回は、劇団四季『美女と野獣』チップについてご紹介しました。

チップは初演時は子役が演じていましたが、労働基準法のために一時は大人のキャストに変更されていました。

2022年10月のリニューアルで公演時間が短縮されたのをきっかけに、また子役へと変わりました。

あの枠に収まらないといけないという、身長制限もかなりあるでしょうから、子役の方が演じるのがぴったりですよね。

チップは魔法にかかっている間はずっと、子役の首から上だけが見えている状態です。

また、お盆に乗ったチップが生首で怖い!と観た人からは感想が絶えません。

アニメのあの可愛らしいチップを再現するのって、やっぱり難しいんでしょうね。

そういうのもあって、魔法が解けて人間の姿に戻ったチップを観ると、「戻ってよかった~」と余計に思いますよね。

 

ところで、子役を演じている子たちは、学校をどうしているんでしょうか?気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。



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