こんにちは。劇団四季が大好きなASAKO★です。
今回は、劇団四季の俳優、本城裕二(ほんじょうゆうじ)さんについて、ご紹介します。
本城裕二さんは韓国出身で、『ライオンキング』のスカーや、『アラジン』のジャファーなど、悪役がお上手な俳優さんです。
また、2023年8月から公演の『アラジン』では、ジーニーの出演候補キャストにも選ばれています。
本城裕二さんにとって、ジーニー役はこれが初めてなのですが、デビューは一体いつなのでしょうか?
またその他、本城裕二さんの本名や年齢、これまでの出演作品や同期について書いています。
本城裕二(劇団四季)は韓国人?本名はなに?年齢はいくつ?
本城裕二さんは韓国の釜山出身です。私も調べるまでは知らなかったのでびっくりしました。
本名は分かりませんでした。
本城という苗字は兵庫県に多い苗字ですが、ルーツが韓国(朝鮮半島)と言う説があります。
「徐(じょ)」を日本音で似ている言葉として「城(じょう)」と使うこともあるようです。
なので、本名は「徐」が付く名前なのかもしれませんね!分かり次第追記します。
劇団四季には、海外からのキャストさんも多く在籍しています。
国籍は、欧米、中国、韓国などさまざまですが、圧倒的に多いのは韓国出身の方です。
最近はやっていないのですが、劇団四季はこれまで海外公演もしてきました。
2006年には韓国で『ライオンキング』を1年で330回も上演しています。
もちろん韓国にもミュージカルという文化はあります。
ですが、韓国のミュージカルはスター主義で、日本で言う宝塚歌劇団のような立ち位置だと私は思っています。
一方で、劇団四季は作品主義なので、実力がかなり大事なんです。
なので、本城裕二さんのように、実力があってミュージカル界で活躍したいと人は、劇団四季に入団している人が多いです。
韓国出身の俳優については、こちらをご覧ください。
また、本城裕二さんの年齢ですが、こちらも正確には分かりませんでした。
推測しかできないのですが、本城裕二さんは大学卒業後の2003年に劇団四季のオーディションを受けています。
本城裕二さんは大学を中退したりバンド活動をしていた時期もあったので、最低でも42歳~46歳あたり(2023年)かな?と私は思っています。
本城裕二:出身大学はどこ?経歴は?
本城裕二さんの出身大学は、ソウル芸術大学です。
すでにご紹介した、韓国人キャストの谷原志音さんと同じ大学です。
日本の芸術大学トップの、東京藝術大学と同じレベルだと言われています。
ですが、本城裕二さんは最初からこのソウル芸術大学に入っていたわけではありません。
本城裕二さんの経歴を簡単にご紹介します。
- 幼い頃から、宇宙や天文に興味があった
- 韓国で航空宇宙工学が学べる大学に進学し、宇宙ロケット・人工衛星について学ぶ
- 授業が進むとともに、自分のやりたいことなのか分からなくなってきたため、大学を中退
- その後、音楽が好きな仲間とバンドを結成し、ボーカルとして活動
- 両親の勧めもあって、音楽を追求するためにソウル芸術大学へ
- 1999年、知り合いが制作するミュージカルに出演したことがきっかけで、芝居の道へ
- その後、劇団四季のことを知り、2003年にオーディション合格
- 『ライオンキング』アンサンブル役が初舞台となる
本城裕二さんは宇宙や天体に興味があったんですね。
宇宙や天文学と言っても、ジャンルがたくさんありそうですよね。
「なぜ地球が誕生したのか」という科学的な感じと、「宇宙の成り立ちを知るための機材づくり」という工学的な感じなど・・・。
追求すればするほど、より専門的になっていくと思うので、その時に自分のやりたいこととは違うと思ったんでしょうね。
中退後はバンドを組んだ本城裕二さんですが、元々歌は好きで得意だったのかもしれません。
本城裕二さんのご両親も、一度大学を中退しているのにもう一度違う大学を勧めるって、とても寛容だなと思いました。
また辞めちゃうんじゃない?など思わず、そっと背中を押してあげるって、誰にでもできることじゃないですよね。
そんなご両親の暖かい見守りもあって、本城裕二さんは日本でも活躍できているんだなと私は思いました。
本城裕二:出演作品はなに?ライオンキング、スカー役の感想はどう?
歌も演技もとてもお上手な本城裕二さんですが、これまでの出演作品はこちらです。
- 『ライオンキング』スカー、ザズ、バンザイ
- 『ジーザス・クライスト=スーパースター』シモン
- 『ドリーミング』火
- 『人間になりたがった猫』スワガード
- 『アラジン』ジャファー
- 『ロボット・イン・ザ・ガーデン』バイプレーヤー
本城裕二さんは入団前に来日した際、劇団四季の作品の中で『ライオンキング』に一番感銘を受けました。
そして、スカーやザズ、バンザイなど数々の役も演じてきています。
特に、スカーは2013年にデビューしてから今でもなお、出演し続けています。
すごいですよね~。
#京都劇場 #ロボットインザガーデン千秋楽 でお出逢い出来なくて残念😢、って思ってたけど、こちらの #千秋楽 でお出逢い出来るとは、☺️👏❗迫力ある唄声も聴けて、何とも心地よぉございました👍❗ #スカー #本城裕二 #名古屋四季劇場 #ライオンキング 👇借りました🙏 pic.twitter.com/APPhdeLppG
— ☆きくを☆ (@shirokuro_cha) May 18, 2022
いろんな作品に出演している本城裕二さんですが、やはり『ライオンキング』のスカーや『アラジン』のジャファーといった悪役のイメージが強いです。
『ライオンキング』のスカーは王国を自分のものにしようと、主役のシンバを陥れようと悪巧みをするんですよね。
本城裕二さんのスカーは、まさにアニメから出てきたような卑屈なスカーなんです。
周りから煙たがられてるけど、本当はみんなに必要とされたいという感情を密に持っているところもよく伝わってきます。
悪役だけれど、とても人間味があるので、ついつい感情移入しちゃいます。
そして、本城裕二さんの表情や声もとっても素敵です。
怒鳴ったときの表情は見事で、悪役がお似合いすぎる方です。
本城裕二:アラジン、ジーニー役!デビューはいつ?!
これまで、『ライオンキング』のスカー、『アラジン』のジャファーなど悪役で活躍が多かった本城裕二さん。
ですが、実は2023年8月からの『アラジン』のジーニー役の出演候補キャストになっているんです。
すごーーーい!
『アラジン』では悪役ジャファーですが、カーテンコール(上演終了後に、舞台上にキャストが出てきて手を振ったりする)では、誰よりも笑顔な本城裕二さん。
その満面の笑顔を観ると、そろそろ他の役も観てみたいなと思っていたところでした。
これまでも悪役からのジーニーという流れは、他のジーニー役を演じている方々と同じです。
歴代ジーニー役のご紹介はこちらからどうぞ。
本城裕二さんはジーニー役に決まっていますが、いつジーニーとして出演するのか分からないんですよね。
現在(2023年11月)も、『ライオンキング』のスカー役として出演しています。
スカー役として姿が見えなくなったら、もしかしたらジーニーの準備をしているのかもしれません!
新しい情報が入り次第、また追記していきます。
本城裕二:劇団四季の同期はだれ?
本城裕二さんの同期はこちらの方々です。
- 内田 圭(うちだけい)
- 田島亨祐(たじまりょうすけ)
- 光川 愛(ひかりかわあい)
- 小島由夏(おじまゆか)
内田圭さんは、『バケモノの子』、『クレイジー・フォー・ユー』などに出演していました。
また、2024年劇団四季の最新作『ゴースト&レディ』への出演も決まっています。
田島亨祐さんは、高校の数学教師として教壇に立ちながら、声楽を学んでいたという少し変わった経歴の持ち主です。
『美女と野獣』ガストン、『キャッツ』グロールタイガー、『リトルマーメイド』トリトンなど、ベテランキャストとして活躍しています。
光川愛さんは、本城裕二さんと同じく韓国出身の女優さんです。
大学もソウル芸術大学と同じということなので、大学時代から知り合いだった可能性が大きいですね!
『リトルマーメイド』ではアースラ役を演じるなど活躍していますが、主役という役より2枚目の役が多い方です。
小島由夏さんは、自分自身もミュージカルスクールで講師として教える経験をしてきた方です。
『美女と野獣』、『オペラ座の怪人』、『ライオンキング』など数多くの作品に出演していますが、アンサンブルの役がメインです。
本城裕二さん含め、同期の方々は2003年に劇団四季の入団してからというものの、ずっといろんな役で活躍されてきています。
こうして見ると、本城裕二さんは同期の中で一番活躍していますね。
作品の中で主役ではないけれど、主役を引き立てるための大事なポジションを本城裕二さんは任されていると私は感じました。
また、悪役好きのファンにとっても、本城裕二さんは目が離せない存在です。
今回は、本城裕二さんについてご紹介しました。
『アラジン』ジーニー役として舞台に立つ本城裕二さんを観れる日が、待ち遠しくてたまりませんね!
『アラジン』2023年のキャスト紹介は、こちらからどうぞ。
劇団四季アラジンキャスト2023一覧!アラジン・ジャスミン・ジーニーはだれ?
ジーニー以外の、アラジン、ジャスミンの紹介もしていますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント