こんにちは。劇団四季が大好きなASAKO★です、
今回は、元劇団四季のキャスト飯田洋輔(いいだようすけ)さんについてご紹介します。
”元”というのも、飯田洋輔さんは2023年12月31日付で劇団四季を退団されました。
飯田洋輔さんといえば、『オペラ座の怪人』主役ファントム役で有名です。
日本の芸術大学の頂点である、東京藝術大学出身であり、その歌声や表現力はとにかく魅了されます。
そんな飯田洋輔さんが退団した理由や、年齢や出身、出演作品や歌の感想など1つずつみていきましょう。
飯田洋輔(劇団四季)が退団した理由は?結婚?
飯田洋輔さんは2024年1月1日に、SNSで退団したことを発表しました。
— 飯田洋輔/YOSUKE IIDA (@h_t_yosuke) January 1, 2024
新年いきなり、退団の発表があってびっくりしましたね。
具体的な退団の理由について、飯田洋輔さんご本人からは何もご説明はありません。
結婚の有無は分かりませんが、結婚で退団ということも考えにくいですよね。
飯田洋輔さんは2024年が入団20年の節目の年でした。
これを新たなスタートに、劇団四季以外の様々な場でも活躍したいと考えられたのでしょうか。
また、東宝ミュージカルから引き抜きにあったのでは?という一部の声もあります。
東宝ミュージカルは2024年から『レ・ミゼラブル』の全国公演をします。
映画版では、ヒュージャックマンが主役ジャン・バルジャンを演じていました。
飯田洋輔さんは、このジャン・バルジャン役として舞台に立つのかな?と個人的には考えています。
私も『レ・ミゼラブル』のミュージカルを数年前に観たことがあります。
飯田洋輔さんの歌や演技の実力や、ジャン・バルジャンの世の中を変えようとする熱いところがぴったりだなぁと私は思っています。
本当に『レ・ミゼラブル』に出演されるかはまだ分かりませんが、期待しても良いのでは?と思っています。
違う飯田洋輔さんを観ることができると考えれば、この退団も決して悲しいことではありませんね。
飯田洋輔(劇団四季退団)演じる『オペラ座の怪人』って?・ファントムはどんな人物?
「オペラ座の怪人」は、1905年パリ・オペラ座が舞台となっています。
1986年10月9日、ロンドン・ウェストランドで初演すると、たちまちその作品の素晴らしさから、世界中で大ヒットしました。
作品のあらすじ・メインの登場人物「怪人」について、まずご紹介します。
飯田洋輔(劇団四季退団):オペラ座の怪人って?
『オペラ座の怪人』は、19世紀のパリが舞台の、オペラ座の舞台裏で繰り広げられる恋とミステリーに満ちた物語です。
怪人エリック(ファントム)は、オペラ座に住み、美しい歌手クリスティーヌに恋をします。
そして、怪人が持つ音楽の能力で、彼女の声楽の才能を育てます。
しかし、怪人の狂気的な愛が恐ろしい事件を引き起こし、ラウル・シャニュイ子爵を含めた三角関係へ発展。
クリスティーヌは怪人の過去と秘密に迫りつつ、愛と狂気の狭間で揺れ動きます。
謎めいた事件を起こしていた、「怪人」。それは、その生まれつきの容姿が原因でした。母親に愛されることもなく、愛を知らずに育ちます。
クリスティーヌに恋をして、あの手この手で自分のものにしようとしますが、クリスティーヌから受けた愛により、少しずつ「怪人」に変化が・・・。
といった感じで話は進んでいきます。
ある人物と出会ったことで、自分の考え方が変わっていく・・・というのは、私たちも人生で一度は経験することですよね。
そんな、「人」の心の変化を表しているこのオペラ座の怪人は、とにかく人気です。
私も、高校の音楽の授業の時に初めてこのオペラ座の怪人のDVDを見ました。
物語や音楽など、印象深くずっと心に残っています。
飯田洋輔(劇団四季退団)が演じるファントムってどんな人物?
オペラ座の怪人の主人公である「怪人」についての簡単な説明はこちらです。
醜い容姿のため誰からも愛されず、人々に迫害された過去から、仮面をつけてオペラ座の地下深くに身を潜めている謎の男。内面的には、学者にして音楽家であり建築家でもあるという非凡さを持ち、一介のコーラスガールであったクリスティーヌの隠れた才能を見初めて密かに歌のレッスンを施す。
(引用:劇団四季HP)
怪人は才能はあるけれど、とにかく容姿がひどいのでずっと仮面をつけていたのですね。
人は、みんなそうですが、完璧な人なんていませんよね。
この怪人の見た目の醜さと、持ち合わせている才能の素晴らしさというのは、オーバーにしているのかもしれまん。
ですが、人は皆、それぞれ悩みがあるというのがとても共感できます。
飯田洋輔(劇団四季退団)の年齢はいくつ?出身地や大学はどこ?
オペラ座の怪人の主人公、「怪人」を演じる飯田洋輔さんとはどんな方なのでしょうか?
飯田洋輔さんのプロフィールはこちら。
- 1984年5月17日生まれ
- 福井県出身
- 高校の時に、テレビ番組「ハモネプ」第2回・第3回に出場
- 高校卒業後、東京芸術大学音楽部声楽学科へ入学
- 大学2年生の時に、劇団四季オーディションに合格
- 大学を中退して劇団四季へ入団(2004年)
- 同年夏に、『ジーザス・クライスト=スーパースター』ジャポネスクヴァージョンのアンサンブルで初舞台を踏む
飯田洋輔さんは1984年生まれということなので、今年(2023年現在)で39歳ですね。
飯田洋輔さんのご両親は地元の合唱団に入っていて、幼少期から、その練習場所に一緒に行っていました。
家族でお風呂に入っているときは、パート別に分かれて歌っていたんですって!
テレビ番組「ハモネプ」に出演したのも、もしかしたらそういう幼少期からの影響があるのかもしれませんね!
劇団四季を目指そうと思ったきっかけは、中学2年生の時に観た『キャッツ』だそう。
高校卒業後は、日本の芸術大学の最高峰である、東京芸術大学に進学しています。
この東京芸術大学って、あの東大よりも合格するのが難しいと言われています。
なんと、東大でもっとも入りにくい医学部の志願倍率を超える年もあるんだとか・・・。
ひぇ~すごいですよね。
東大より入るのが難しい大学があるなんて。
東京芸術大学出身の劇団四季の俳優は、他にも、同じファントム役を演じる佐野正幸さんがいます。
その他、音楽大学・芸術大学出身のキャストの紹介はこちらをご覧ください。
オペラ座の怪人のファントム役を演じるのは、相当な実力がないとできないというのが、伝わりますか?
飯田洋輔さんは、佐野さんが体調不良か何か?で登板できない日に、急遽キャスト変更があって、ファントムとして舞台に上がる日も最近ありました。
飯田洋輔(劇団四季退団)の出演作品はなに?
飯田洋輔さんの主な出演作品はこちら。
- オペラ座の怪人 – ヘア・ドレッサー役、オペラ座の怪人
- ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスクヴァージョン – ペテロ、カヤパ
- ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムヴァージョン – カヤパ
- キャッツ – アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ、オールドデュトロノミー
- 美女と野獣 – ビースト
- 壁抜け男 – デュティユル
- 劇団四季ソング&ダンス60 感謝の花束 – ヴォーカルパート
- 人間になりたがった猫 – タドベリ
- 劇団四季ソング&ダンス65 – ヴォーカルパート
- エビータ – チェ
- 劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート~アンマスクド~
飯田洋輔さんは、美女と野獣のビースト役もされていたのですね。
ビーストも、見た目はとても醜いけれど、真実の愛のおかげで元の姿に戻ったお話でした。
オペラ座の怪人とかぶるところがありますね。
見てのとおり、飯田洋輔さんは『ライオンキング』のシンバや『アラジン』のアラジン役など、王子様を演じるようなキャストではありません。
最近は特に、オペラ座の怪人での出演が多いです。
年齢のこともあるので、これから王子様といった役はないでしょう。
『ライオンキング』主人公シンバの父・ムファサ役や、『リトルマーメイド』主人公アリエルの父・トリトン役といった、父親役がしっくりきそうです。
飯田洋輔(劇団四季退団)は野球好き?あの姿で始球式に!球場で国歌斉唱も?!
飯田洋輔さんは阪神タイガースの大ファンということです。
2016年には、阪神甲子園球場で始球式に出ています。
しかも、当時7月16日から『キャッツ』のグロールタイガー役が決まっていた飯田洋輔さん。
始球式には、本番の衣装で始球式に登場しました。
ノーバウンドのストライク送球を見せた飯田洋輔さん。
(サンスポ公式サイトより引用)
また、2022年4月5日には甲子園球場で行われた阪神ーDeNA戦にて飯田洋輔さんが国家独唱をしたことで話題になりました。
この国家独唱には、スーツ姿で登場。
Youtubeにもその姿が掲載されていますので、良かったら見てみてくださいね!
飯田洋輔さんは、大の阪神ファン。
しかも、ライト席に年間シート(年間予約席)を買うほどの。
この年間シートというのは、言葉から分かるとおり、球場の座席を年間で契約するものなんです。
ライト席の年間シートの値段は11万円ほど。
(阪神タイガース公式サイトより引用)
阪神ファンの飯田洋輔さん、大阪公演が終わった後には、阪神のナイターの試合があれば、観戦しているということです。
何度も足を運ぶなら、この契約はありかもしれませんね!
時間がギリギリになってもチケットを購入する手間も省けますし。
飯田洋輔さんと同じように、阪神ファンの方がいたら、運よく出会えるかもしれませんね!ライト席付近で♪
飯田洋輔(劇団四季退団):オペラ座の怪人、ファントム役の感想はどう?
オペラ座の怪人の怪人のキャストは飯田洋輔さん以外にもいらっしゃいますが、飯田洋輔さんの魅力はどんなところでしょうか?
それは、夜寝る前のリラックスに聴きたくなるような、甘い歌声です。
見た目もダンディで素敵なんですよね。
表情を見ていなくても、歌声からその表情を汲み取ることができるんです。
もちろん、顔の表情を見るとさらに表現力が増します。
作品の中では、睨みを効かせる部分もあるのですが、飯田洋輔さんの大きい目とそしてその表情がすごくて、つい息を飲んでしまいます。
仮面をずっと被っているファントムですが、途中、クリスティーヌに仮面を剝がされるんですよね。
仮面の下のファントムは醜い顔なので、それを隠す仮面を剥がされた時のファントムは態度が一変します。
飯田洋輔さんは、仮面を剥がされたファントムのその怒りを見事に表現していて、そんなに迫力があって大丈夫なの?!
と思ってしまうほど。
クリスティーヌも、あそこまで豹変してしまったら怖いでしょう・・・私だったら、きっと逃げ出しているでしょう・・・。
そんな飯田ファントムを観た、ネットでの声はこちら。
飯田洋輔さんの怪人観れば観るほど大好きになるんだけど、「歌声」が最高であると同時に、怪人は顔が半分隠れてしかもメイクで左顔も作っちゃって「表情」で芝居するのに制約があるのを「声が芝居する」から凄く心を動かされる。
劇団四季創立70周年おめでとうございます 昨年飯田洋輔さんのファントム に心打たれ劇団四季のファンになりました。観劇という夢中になれるものに出逢ってからは世界が広がり何もかも新鮮で心が豊かになったように感じます。これからもずっと輝き続けられる劇団でありますように感謝と祈りを込めて
劇団四季の男性キャストの中で、かなり人気のある飯田洋輔さん。ネットでも飯田さんの魅力の高さがうかがえます。
飯田洋輔さんの持つ声域(声の高さの範囲)は、バリトンです。深みのある低温領域の声なので、怪人の歌う「ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト」がとても心に響きます。
とにかく、飯田洋輔さんのこの声を聴いた瞬間から、ファンになりますよ。
仮面がついていても、声が芝居しているのが分かるというのも、すごいですよね。
飯田洋輔さんの美声を堪能したいという方は、オペラ座の怪人で見れたらラッキーですね!
飯田洋輔(劇団四季退団):弟は飯田達郎?過去には兄弟で出演も!
飯田洋輔さんには、弟がいます。名前は飯田達郎さんです。
なんと、弟の達郎さんも、劇団四季のキャストなのです。
しかも、同じオペラ座の怪人のラウル役のキャストでもあり、兄弟でW主演することもあり、話題になりました。
弟の達郎さんは、ラウル役で、ヒロインをファントムから守るんですよ。
舞台の上で、こういった兄弟対決も観ることができる日もあります。
これを知っていたら、余計にワクワクしちゃいます。
過去にはキャッツにも兄弟で出演していました。
それぞれ、劇団四季に入団するまでの道のりは違ったものの、兄弟であのステージに立つなんて、ぜひ見てみたいものです。
中高生の頃は兄弟で、歌の甲子園と呼ばれた「ハモネプ」にも出演していました。
大人になっても同じ舞台で活躍するなんて、お二人ともが実力を持たれていて、それでいて仲が良い。
弟の達郎さんが舞台に立つ日は、劇場に足を運ぶこともあるようです。
きっと、感想などを伝えて、お互い切磋琢磨しているんだろうなと思います。
とっても応援したくなるお二人。
これからの活躍に期待しています!
ということで、今回は、飯田洋輔さんについてのご紹介でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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